DX学校広島中央おりづる校ブログ

放置ドメインが会社を危険に晒す!?見落としがちなセキュリティリスクと対策

作成者: DX学校広島中央おりづる校|2025年 8月7日

「ドメイン」と聞いて、何を思い浮かべますか?

Webサイトのアドレスやメールアドレスに使われる、インターネット上の「住所」のこと。もう少し詳しく言うと、「〇〇.com」や「〇〇.jp」といったWeb上の土地を示す名前、会社の顔とも言える大切な資産です

ドメインについて知る>>会社の看板!独自ドメインで会社の信用度をチェックしよう

しかし、その大切なドメインを「使わなくなったから」と、そのまま放置していませんか?

もし心当たりがあるなら、要注意です!その放置が、会社の信用を失う大きなトラブルに繋がる可能性があるのです。

 

なぜ「放置ドメイン」が危険なのか?

実は、使われなくなったドメインは、失効後、およそ1日~数週間程度で誰でも再取得できる状態になることが一般的です。

この仕組みを悪用し、使われなくなったドメインを第三者が再取得し、悪質なサイトに悪用するケースが増えています。

「もう使っていないから関係ないだろう」と思われがちですが、以下のような恐ろしいトラブルが実際に起きています。

  • 【事例1:イベントサイトが詐欺サイトに】

    期間限定のイベントサイトに使ったドメインが、イベント終了後に第三者に再取得されてしまいました。その後、そのドメインは詐欺サイトにされてしまいました。

  • 【事例2:名刺のQRコードが不審なサイトに】

    名刺や会員カードに載っていたQRコードのリンク先が、勝手に不審なサイトに差し替えられていることが判明。QRコードのリンクについて注意喚起をすることになりました。

これらのトラブルは、ドメインを手放す際の適切な手続きをしなかったために起きています。

 

大事なのは「知識」を持つこと

トラブルを避けるためには、正しい手続きをする必要があります。

専門的な操作が必要になるため、「難しそう…」と感じるかもしれません。しかし、完璧に操作できなくても大丈夫です。

一番大切なのは「ドメインを手放す時には注意が必要だ」という知識を持つこと

この知識があるだけで、トラブルに巻き込まれるリスクをぐっと減らせます。

なぜなら、知識があれば「選択肢」が生まれるからです!

その時が来たら、正しい操作方法を調べたり、専門家を探して相談したりすることができます。そしてその選択が、会社とあなたの未来を守ることに繋がるのです。

 

デジタルを「分かる」に変える場所

私たちDX学校広島中央おりづる校は、まさにこの「選択肢を増やす学び」を大切にしています

「難しい」と敬遠しがちなデジタルやITも、少しずつ学んでいけば、必ず「分かる」ことが増えていきます。

ITの基礎を学び、正しい知識を身につけ、安心してデジタルの世界と付き合っていきましょう!