皆さま、こんにちは。DX学校広島中央おりづる校です。
GoogleのAIアシスタント「Gemini」は、私たちの業務を効率化する上で、今や欠かせないツールとなりつつあります。中でも、特定の目的に合わせてカスタマイズできる「Gem」は、業務の質を一段と高める上で非常に有効です!
Geminiの「Gem」をもっと知る>>AIで中小企業を強くする!Gemini Advancedと独自AI「Gems」の賢い使い方(知っておきたいリスクも網羅)
今回は、Gemをさらに便利に使うための3つの機能と、その最新情報についてご紹介します。
スプレッドシートから直接Gemにアクセス
これまでGemを使う際は、Geminiのトップページにアクセスする必要があり、少し手間を感じていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしこの度、Google WorkspaceのドキュメントやスプレッドシートのサイドバーにもGemが表示されるようになりました。
これにより、すぐに信頼できるプロンプトのAIと対話ができるようになり、資料作成やデータ分析の最中に、文章の添削を依頼したり、データの要約を頼んだりと、業務の流れを妨げることなくシームレスにGemの力を借りることが可能になりました。
より身近になったGemは、日々の作業効率を格段に向上させてくれるでしょう!
作成したGemをチームで共有
Gemは自分で自由にカスタマイズできるのが魅力ですが、苦労して作り上げた自慢の「カスタムGem」を自分だけで使うのはもったいないですよね。
自分のGemならもっと良い感じに回答をしてくれるのに…!と悔しい思いをしたことがある方もいるのではないでしょうか。
でもこれもこれからは大丈夫!カスタムGemを特定のメンバーに共有できる機能が追加されました。
この機能を使えば、例えば新人研修用のGemや、特定のプロジェクトに特化したGemをチーム内で共有し、全員が同じ水準で業務を進められます!
Google Workspaceの組織外のメンバーにも共有できるため、協力会社との連携もよりスムーズになります。
チーム全体の生産性を高める上で、非常に有効な機能と言えます。
特定の情報源を参照させる
「Geminiに質問しても、一般的な回答しか返ってこない…」と感じたことはありませんか?
Gemの作成画面にある「知識」機能を使えば、もっと専門的な情報に基づいた回答を得ることができます。
この機能では、ファイルをアップロードするかGoogleドライブ内のデータを追加をすることで、Gemの参照元として指定できます。これにより、社内マニュアルやプロジェクトの企画書など、特定の情報源に基づいた回答をGemにさせることが可能です。機密性の高い情報や、専門的な知識が必要な業務において、Gemがより正確で信頼性の高いアシスタントとなってくれるはずです。
同じような機能を持つNotebookLMがありますが、Gemでも専門情報に特化した対話ができるようになったのです。
NoteboolLMについてもっと知る>>AIで中小企業を強くする!Gemini Advancedと独自AI「Gems」の賢い使い方(知っておきたいリスクも網羅)
進化し続けるGemを活用しよう
今回ご紹介した3つの機能は、Gemが単なる便利ツールから、チームの生産性を引き上げるための強力なプラットフォームへと進化していることを示しています。
業務の効率化、チームの情報共有、そして専門知識の活用。これらは、デジタル化を進めたい中小企業にとって、重要なテーマです。Gemの機能を賢く活用することは、DXの具体的な助けになるでしょう。
さらに、GemがGoogle Workspaceでより活躍する「Google Workspace flows」もすでに予告されています。今のうちからGemを使いこなして、この変化に備えましょう!
DX学校広島中央おりづる校では、最新のAIツールを業務にどう活かすか、実践的なスキルを学ぶことができます。Gemの活用方法をさらに深く知りたい、自社の課題をAIで解決したいとお考えの皆さま、ぜひ一度お気軽にご相談ください!