「あのお店、どこにあるんだっけ?」
そう思ったとき、多くの人が当たり前のように使う定番のツールがGoogleマップです。
Googleマップは、もはや目的地を探すだけの地図ツールではありません。
「近くのカフェ」「広島 ラーメン」のように、新しいお店やサービスを探すための「窓口」として、今や欠かせない存在になっています。そして、この「窓口」を最大限に活用するための無料ツールこそが「Googleビジネスプロフィール」です。
「うちは中小企業だし、大掛かりな集客は難しい」と思っていませんか?
Googleビジネスプロフィールを正しく活用すれば、場所を問わず「地域のお客様」に効果的にアプローチでき、来店や問い合わせを増やすことが可能です。
この記事では、Googleビジネスプロフィールがなぜ重要なのか、そしてどのように活用すべきかを分かりやすく解説します。
どんなビジネスがGoogleビジネスプロフィールに登録できる?
Googleビジネスプロフィールは、実店舗や特定のサービス提供場所を持つビジネスが対象です。
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店舗型ビジネス:飲食店、美容室、小売店、病院など
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サービス提供型ビジネス:出張マッサージ、リフォーム業者、便利屋など
オンラインのみで事業を展開している場合や、バーチャルオフィスを住所として使用している場合は、原則として登録できません。
Googleビジネスプロフィールを活用する3つのメリット
無料で使えるGoogleビジネスプロフィールですが、その集客効果は驚くほどです。主なメリットを3つご紹介します。
1. 地域密着型の集客力が飛躍的にアップする
「近くのカフェ」「広島 ラーメン」のように、ユーザーが地域やジャンルで検索した際に、登録されたビジネスがGoogleマップ上に表示されます。これにより、お店のことを知らなかった潜在顧客にもアプローチでき、来店や問い合わせにつながります。
2. お客様との信頼関係を築ける
営業時間、電話番号、Webサイト、最新情報など、ビジネスに関する正確な情報を発信できます。また、お客様からのレビューに丁寧に返信することで、信頼性を向上させることができます。良いレビューは新規顧客への安心材料となり、集客に良い影響を与えます。
3. データ分析で改善点を見つけられる
あなたのプロフィールがどれくらい検索されたか、どのくらいの人がウェブサイトにアクセスしたかなど、さまざまなデータを無料で確認できます。これらのデータを分析することで、マーケティング戦略の改善に役立てることができます。
同一住所でも複数拠点を登録するための条件
もし、一つのビル内に複数のビジネスを運営している場合、それぞれを独立した拠点として登録することが可能です。ただし、Googleが定める以下の5つの条件をすべて満たす必要があります。
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営業時間内にそれぞれ独立した担当スタッフが常駐している
それぞれのビジネスに専任のスタッフが配置され、顧客対応ができる体制が必要です。 -
ウェブサイトと電話番号(もしくはいずれか)が異なる
それぞれのビジネスが独立した連絡手段を持っていることが求められます。 -
フロアが分かれている(入り口が分かれている)
物理的に空間が分離していることが重要です。 -
それぞれのビジネス名が確認できる看板を分けて設置(固定看板の設置)
複数のビジネスが同じ場所にあることを明確に示すため、個別の看板が必要です。これは、現地確認の際にも重要なポイントとなります。 -
受付・会計がそれぞれ独立している必要がございます。
顧客がそれぞれのサービスを個別に利用できるような、独立した運用体制が求められます。
まとめ
Googleビジネスプロフィールは、DXを推進する中小企業にとって、非常に有効な集客ツールです。この記事でご紹介したメリットを活かし、あなたのビジネスの可能性を広げていきましょう!
「でも、どうやって始めればいいの?」「もっと詳しく知りたい!」と感じた方は、ぜひDX学校の無料相談をご利用ください。
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