「IT」と「デジタル」の違いって?

「IT化」と「デジタル化」、どちらもよく耳にする言葉ですが、違いをきちんと説明できますか?

実は、この2つは似て非なるものなんです。

IT化とは?

ITは「Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)」の略で、日本語では「情報技術」と言います。

つまり、IT化とはコンピューターやソフトウェアなどの技術を使って、情報を処理したり、伝えたりすることを指します。

例えば、

  • 会社で紙の書類をなくして、データで管理するようにする
  • 手書きの伝票を廃止して、パソコンで入力するようにする

などがIT化の例です。

デジタル化とは?

デジタル化とは、情報を「0」と「1」の数字で表すことです。

例えば、

  • 紙の書類をスキャナーで読み込んで、PDFにする
  • 写真をデジタルカメラで撮影する
  • 音楽をCDからパソコンに取り込む

などがデジタル化の例です。

IT化とデジタル化の違いをもっとわかりやすく!

もっと簡単に言うと、

  • デジタル化:情報をデジタルデータに変換すること
  • IT化:デジタル化された情報を活用して、業務を効率化すること

と言えます。

デジタル化はIT化の基礎となるものですが、デジタル化だけでは業務効率化などの効果は得られません。
デジタル化された情報を活用して、初めてIT化によるメリットが得られるのです。

まとめ

「IT化」と「デジタル化」の違い、ご理解いただけたでしょうか?

この2つの言葉を正しく理解することで、より効果的に情報技術を活用できるようになります。ぜひ、今回の内容を参考にしてみてくださいね。

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